運命の一戦は山本由伸とダルビッシュ有が先発。ナ・リーグ ディビジョンシリーズ第5戦
しかし、「フィリーズと対戦した直近の2022年ナ・リーグチャンピオンシップシリーズ第5戦でダルビッシュは、チームがリードしている状況で降板」するなど、「そのうち3試合でクオリティ・スタートを達成している」と、2017年ワールドシリーズ第7戦を除き、これまでダルビッシュが運命の一戦で役割を果たしてきたことを振り返っている。
パドレスにとって、この第5戦はダルビッシュがマウンドに戻るイニングが増えれば増えるほど、勝利の可能性が高まる試合となるだろう。
一方、各打席で球数を稼ぎ、ダルビッシュの降板を早めたいドジャースは、中5日の山本由伸が先発する。このシリーズでは、ブルペンゲームとなった第4戦のみ、相手打線を封じられたことを鑑みると、山本の状態によってはジャック・フラハーティを含め、早いタイミングで継投する総力戦に打って出る可能性が高そうだ。
なお、『MLB.com』によると、「5試合で行われる3戦先勝のポストシーズンのシリーズにおいて、これまで1勝2敗から第4戦で勝利したチームは、第5戦で48回中27回(56%)勝利を収めている」とのことだが、「ポストシーズンにおける勝者総取りの試合を本拠地で戦ったチームの成績は62勝66敗となっている」とのことだ。
J SPORTS 編集部