「核のごみ」最終処分場の選定で文献調査受け入れの北海道寿都町でシンポ 片岡町長「住民投票で答え出す」
HTB北海道ニュース
原発で出るいわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定について、2020年に第1段階の文献調査を受け入れた北海道寿都町で15日、シンポジウムが開かれました。 シンポジウムには町民などおよそ140人が参加しました。この中で北海道教育大学の岡村聡名誉教授は、寿都町の半径15キロ圏に最終処分場選定の第2段階にあたる概要調査の対象から外される要件の1つであるおよそ250万年前から現代までに形成された「第四紀火山」があると指摘。 「寿都町の大半は処分場には不適切」だとしています。 ■寿都町片岡春雄町長: 「みなさんの理解度を含めて判断したい/寿都町の場合は住民投票で答えを出す。 その出た答えに私は従う」 片岡町長は、次の概要調査に向けて住民投票を行う考えを改めて示しましたが時期についてはまだ決まっていません。
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