能登半島地震発生後4か月で2600人減 奥能登地区の人口流出はハイペースで歯止めかからず
元日に発生した能登半島地震を受け、石川県の奥能登地区では人口流出がさらに進んでいることがわかりました。 県によりますと5月1日現在、市・町別で4月に続き人口が減少しているのは6つの市と7つの町です。このうち輪島市では250人、七尾市では188人、珠洲市では119人と 3つの市では4か月連続で100人を超えて人口が減っています。 また、地震発生の1月1日から4月末までに奥能登の4つの市と町では合わせて2600人減っています。前の年の同じ期間では減少数は802人で、2024年は3倍以上の数です。人口流出に歯止めがかからない状況が続いています。 県では、元日に発生した能登半島地震により、金沢市以南の市町や県外などに生活再建や2次避難のため転出した影響が大きいとみています。
北陸放送