男性死亡…機械に巻き込まれる リサイクル工場で悲劇、会社と課長を書類送検 機械の運転を停止させず、危険状態のまま…男性に調整作業をさせた疑い
埼玉県の熊谷労働基準監督署は18日、労働安全衛生法違反の疑いで、本庄市児玉町宮内のリサイクル会社「エコスファクトリー」と同社の男性製造課長(44)をさいたま地検に書類送検した。 男性死亡、大型ミキサーに入ったか…落ちた同僚救うため 食品リサイクル会社で悲劇、2人息を引き取る
書類送検容疑は、昨年8月5日、従業員の男性=当時(33)=に機械の調整作業を行わせた際、機械の運転を停止させていなかった疑い。 同署によると、男性は機械に巻き込まれて死亡した。労働安全衛生法では、機械の調整などを行って、労働者に危険を及ぼす恐れのある場合には、機械の運転を停止しなければならないと規定されている。