スズキの新型「小さな高級車」登場へ! 4m級“流麗ボディ”に「777テールライト」採用! 上質レッド内装もカッコイイ! 新型「フロンクス」販売店の反響は?
スズキの上質SUV「フロンクス」 すでに受注も
スズキの新型コンパクトSUV「フロンクス」の先行受注がスタートし、SNSでも話題になるなど期待が高まっています。 スズキ販売店のスタッフに現在の受注状況を聞きました。 【画像】超カッコいい! これがスズキの新型「小さな高級SUV」です(65枚)
フロンクスは2023年1月にインドで世界初公開されたコンパクトSUVで、同年4月にインドで発売されて以降、中南米、中近東、アフリカなどでも販売され、スズキの世界戦略車として位置づけられています。 2024年7月には、今秋にも日本国内で販売することが発表され、各地で展示会が催されています。 日本仕様車の詳細についてはまだ明らかにされていませんが、インド仕様のボディサイズは全長3995mm×全幅1765mm×全高1550mmであり、取り回しのしやすいコンパクトサイズです。 日本仕様のパワートレインは1.5リッター4気筒ガソリンエンジン+6速ATで、駆動方式はFFに加え、ほかの市場では設定のない4WDが用意される予定です。 エクステリアは、迫力と厚みのあるフロントグリルと横への張り出しが強調されたフロント・リアのスタイリングで、SUVの力強さや存在感を表現しています。 ライト類は非常に特徴的で、ヘッドライトは3眼を2つ組み合わせたデザイン。テールライトは「7」のような意匠の灯体を用い、印象的なものとなりました。 インテリアにはブラックを基調にボルドーのアクセントカラーを配した独自の2トーンが用いられ、コンパクトSUVクラスを超えた上質な仕上がり。 また、シルバー&ピアノブラックのパネルや、ダブルステッチを施したレザーコンビシートなども備え、上級車種のような高級感を演出します。 機能装備では「デュアルセンサーブレーキサポートII」や電動パーキングブレーキ、停止保持機能付きのアダプティブクルーズコントロールなどを採用しています。 中国地方のスズキ販売店のスタッフは、新型フロンクスの現在の受注状況や納車時期の見込みについて次のように説明しています。 「現在、販売店では先行受注を受け付けている状況で、すでに何件かお申込みをいただいています。 ただ、フロンクスはインド生産となるため、全国である程度受注が溜まらないとインドからの輸送ができません。 そのため、納車時期が決まっておらず、現時点で具体的な日程はご案内できないのですが、おそらく10月中には入ってくるのではないかと予想しています」 現時点では正式発表前となりますが、すでに購入を決めたユーザーも多いようで、期待値の高さをうかがい知ることができます。 「すでに注文された方は、店頭にあるティザーのほか、YouTubeの動画などネット上で情報を得て決められた方が多いですね。 あとは、全国で先行展示会が行われているのですが、展示会で実際の車両を見て購入を決めた方もおられます」(中国地方のスズキ販売店スタッフ) 新型フロンクスはティザーサイトでの発表に加えて、8月から10月にかけ、全国の販売店で大々的に先行展示キャンペーンを実施するという、これまでにない形で宣伝しています。 それもあって、新型フロンクスについては大きな話題となっていますが、実車に触れる機会があったからこそ、さらに気に入ったという人もいるようです。 なお、ボディサイズについて先出の販売店スタッフはこのように話します。 「具体的なサイズについて、写真ではかなり大型に見えると言われるのですが、実は全高1550mmというのは『ラパン』と同じくらいで、立体駐車場も利用しやすいと思います。 実際にクルマを見ると、意外と高すぎず乗り降りしやすいと感じてもらえるはずです。 ただ、全幅はやはりSUVというサイズなので、他メーカーですがトヨタの『ライズ』と同じくらいです」(中国地方のスズキ販売店スタッフ) 取り回しのしやすいコンパクトSUVの新たな選択肢として、新型フロンクスの発表に期待が高まります。 ※ ※ ※ 10月1日にはティザーサイトが更新され、10月16日に正式発表されることがアナウンスされています。
くるまのニュースライター 市川ミナミ