災害時の円滑な避難へ 障がい者施設と連携訓練 群馬・前橋市
災害発生時の円滑な避難につなげようと、群馬医療福祉大学と短期大学部は、近くの障がい者施設と連携して訓練を行いました。 訓練は震度4の地震が発生し、建物の3階にある研究室から出火したという想定で行われ、群馬医療福祉大学と短期大学部の前橋キャンパスに通う学生ら約720人が参加しました。 キャンパスの北側にある駐車場が今年10月に「緊急指定避難場所」に指定されたことから、訓練は近くの障がい者施設と連携して行われ、初めて施設の利用者も参加しました。利用者らは、学生に車いすを押してもらったり、道を案内してもらうなどして避難場所まで徒歩で向かいました。 学生たちは「段差があります」「そのままのペースで歩いてください」などと声をかけながらサポートしていました。