プロギア「RS Xシリーズ」ドライバー3種類をプロが試打! “やさしさ” と“飛距離” それぞれの特性に注目した【ガチ試打計測・動画あり】
癸生川プロの『RS』『RS MAX』『RS F』の打感の違いの感想
癸生川 『RS』 に比べて『MAX』 は楽ですね。頑張らなくても球が楽に上がるし、つかまりも良い感じがします。『RS F』のシャフトのTOUR AD for PRGR(Flex S)は、軽くヘッドを振ってみただけで、しっかりしているのが分かります。打った感じも、僕なんかは凄い扱いやすい気がします。ただ、42m/sくらいのスピード帯で打つと、少ししんどいのかなという感じはしますね。
小島プロの3つのモデルのデータ分析
小島 データを見ると各数値は3モデルともほぼ一緒という結果が出ています。そんな中でスピン量と落下角の数値が『RS』が他の2つより高くなっているのは、打点が『RS』 がセンターでヒットしているのに対し、他の2つはちょっとセンターより上でヒットしている影響が出たと思います。その2つを比較すると、やはりスピン量は『MAX』の方が『F』よりも入っていますし、落下角度もスピンが入った時は『MAX』が一番多くなるという印象ですね。キャリーが『F』が他の2モデルに比べて3ヤードほど落ちるのは、癸生川プロが感じたハードな印象がそのまま表れたものと思います。ただ、この3つのモデルに関しては芯で当たった時にはトータルのバランスとして違いは出にくいという結果が数値からは出たと思います。 このデータを見て、小島プロがそれぞれのモデルの特性とそれに適するゴルファーのタイプを挙げる。 小島 『RS F』 に適合するスウィグするタイプは「まず、アゲンストとかフォローなどの影響が出ないのは『F』だと思います。理由は弾道が強いからです。その一方で、ヘッドスピードが遅い人にとっては『F』は球が上がり切らないことがあるかもしれない。逆に、振れてヘッドスピードも出るけど左が怖いというような人には良いと思います」。『RS MAX』に適合するスウィングタイプは「芯を外した時の寛容性は今回の試打結果以上に出ると思いますから、芯に当たらなくて困っているなら迷わず『RS MAX』を選択すればいいと思います。 ある程度ボールをコントロールするために、球を持ち上げたりする必要がある場合だと『RS MAX』という選択肢もあるかなと思います」『RS X』 に適合するスウィングタイプは「飛距離と寛容性の両立させたいという人は『RSX』を選択してもらいたいですね」。 みんなのゴルフダイジェストYouTubeのみんゴル試打班「ガチギアトラック」では、この他に、プロギア『RS』『RS MAX』『RS F』ドライバーのさらに細かな試打結果分析やヘッド特性の検証を行っているので、そちらもぜひ視聴してクラブ選びの参考してもらいたい。
みんゴル試打班「ガチギアトラック」