青森テレビ

国の補助金が19日から段階的に縮小されるのに伴い、レギュラーガソリンの価格は青森県でも19日から5円程度の値上げが見込まれています。 【写真を見る】補助金縮小でガソリン値上げへ　来年1月からはレギュラーガソリン「180円」まで上昇の可能性も…　一方で『灯油』にも値上げの波　今後どうなる? 冬場の必需品、灯油の配達注文はいつもの時期の2倍以上にまで増えています。 ■「上がると本当に怖い…」5円程度の値上がり予想のレギュラーガソリン 市川麻耶キャスター 「1リットルあたり169円のレギュラーガソリン。あすから6円上がり175円となる見込みです」 暮らしには欠かせない「レギュラーガソリン」や「灯油」。国がすべての油種で補助金を19日から段階的に縮小するため、店によっては1リットルあたり5円程度の値上がりが予想されます。 青森市のスタンド「小鹿産業セルフ青葉店」では、19日からすべての油種で6円の値上げを予定していて、事前にアプリなどで告知したため、駆け込みでの需要が増えています。 利用客は 「上がると見て、今日中に入れなければと思って。時期的には上げてもらいたくない」 「5円程度も上がるんだ…。リッター5円程度?大変だな」 「買い物も、何をするにも車が必要なので、上がると本当に怖いです。正直」 補助金の縮小に伴い、ガソリンだけではなく、灯油の配達も注文が殺到しています。 ■灯油にも値上げの波　駆け込み需要もピークで注文は例年の『2倍以上』 コープあおもりの八戸灯油センターでは、12日（木）ごろから注文が増えました。先週末からは八戸市でも雪が降り始めたことから、駆け込み需要はいまがピークです。 利用客は 「年のせいか、いつもの年より寒さを感じて、灯油がなかったらどうしようかと思っていました。また値上りするんですか…。大変ですね。雪も降るし」 コープあおもりでは、県内に3つある灯油センターへの注文は1日約150件、例年の2倍以上だということです。 現在1リットル当たり117円に設定している灯油の配達価格。 コープあおもりでは、補助金の縮小後の値上げ幅を経営努力で3円に抑え、120円にする予定です。