MLB=本拠地大破のレイズ、25年はヤンキースキャンプ施設使用
[14日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)のレイズは、10月に大型ハリケーンの影響で本拠地トロピカーナ・フィールドが大破したことを受け、2025年はヤンキースのキャンプ施設を本拠地として使用することになった。 フロリダ州セントピーターズバーグ市が12日に発表した報告書によると、トロピカーナ・フィールドは26年シーズンまでMLBの試合には使用できない見込みだという。 レイズ筆頭オーナーのスチュアート・スターンバーグ氏は「ヤンキースがジョージ・M・スタインブレナー・フィールドでの試合を許可してくれたことに深く感謝している」とコメント。ヤンキースのハル・スタインブレナー氏も「MLB並みの施設を提供することで、レイズとそのファンに手を差し伸べることができてうれしく思う」と語った。 ジョージ・M・スタインブレナー・フィールドはトロピカーナ・フィールドから30分足らずの場所にある。MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏は両チームの努力と協力をたたえ、「ファンは来季も地元で試合を観戦し、選手は家族に迷惑をかけずに家で過ごせるだろう」と述べた。