衆院選、長野の序盤情勢 1区、2区は自立維が三つどもえの構図
27日投開票の衆院選で、長野県内では5小選挙区に計13人が立候補している。県内の序盤情勢を探った。 【グラフィックでみる】衆院選、石破茂首相の勝敗ラインは? 1区と2区は、自民、立民、維新候補による三つどもえの対決構図となった。令和3年選挙時の1区は、自民若林と立民篠原との一騎打ちだった。今回選挙では維新若狭が参入したことで、無党派層の動向が注目される。若林は、派閥パーティー収入不記載事件の影響が気がかり。 2区も立民下条、自民務台、維新手塚が立候補し、3年選挙と同じ顔触れとなった。同選挙では5選した下条が約3万票差で務台を退けている。務台は比例代表で復活当選している。 5区の自民宮下は、同事件を受けて農林水産相を辞任した影響が影を落とす。3区は、自民井出と立民神津による与野党第一党候補同士の一騎打ちとなった。4区は自民後藤の支持が厚い。