ジャッジとハーパー（ＡＰ）

　米大リーグ機構（ＭＬＢ）が３日（日本時間同日深夜）、ア・ナ両リーグの６月の月間表彰選手を発表。ナ・リーグ打者ではフィリーズのブライス・ハーパー内野手が選ばれ、ドジャースの大谷翔平投手は候補入りしたものの、受賞はならなかった。 　大谷は１２本塁打、２４打点をマークするも３０日の試合で５打数無安打で打率を２割９分３厘とした。それに対し、ハーパーは打率３割７分４厘、７本塁打、１６打点と高打率が決めてになった模様だ。５月に続いて２か月連続ハーパーに競り負けた。なお、ハーパーは通算４度目の受賞。 　ア・リーグはヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が打率４割９厘、１１本塁打、３７打点の圧倒的な数字で連続受賞し７度目。両リーグそろっての連続受賞は史上初となった。 　投手部門はナ・リーグが３勝０敗、防御率１・６４のクリストファー・サンチェス（フィリーズ）。ア・リーグは１勝１敗ながら、３７回２／３を投げ防御率１・９１、５６奪三振が評価された。ともに初の受賞。 　最優秀新人賞はナ・リーグがパドレスのジャクソン・メリル外野手、ア・リーグはレンジャーズのワイアットラングフォードの両外野手が選出された。