G30、G410、G425…ピンのUTはなぜ人気? 中古の狙い目はコレだ
UTはセットでそろえる時代に
30年前は3番からSWまでの10本セットが標準だったアイアンセットも、今では5番からPWの6本セット(または6番からの5本セット)が多くなった。長いクラブはUTでセットを組む時代に。ヘッドは可能な限り同じモデルでそろえ、シャフトはセット内で種類、重さ、硬さを統一したい。 前述の通り、ピンのUTは15年も前からロフト角のバリエーションが豊富な上に、ロフト角が大きい番手が探しやすい。ただし、シャフトの種類が多くあるため、UTセットを構成しようと思うと、同じシャフトのモデルが探しにくいという中古ならではのデメリットもある。根気よく同じシャフトのロフト角違いを探すか、G410以降のモデルなら、スリーブ付きシャフトの中古を探して統一感を出すという手もある。 筆者は「UTには“このシャフト”」と決めたモデルがあり、ヘッドだけ新しいモデルにして統一感をキープしている。フェアウェイウッドの代わりとしてはもちろん、5番アイアン、6番アイアンがキツくなった…と感じたら手を出してみることをおススメする。(文・田島基晴)