【ヴィクトリアM】テンハッピーローズが直線突き抜けV!単勝オッズ208.6倍の低評価を覆し大金星 津村明秀騎手は待望のJRA・GI初制覇
5月12日の東京11Rで行われた第19回ヴィクトリアマイル(4歳以上オープン、GI、芝1600メートル、牝馬、定量、15頭立て、1着賞金=1億3000万円)は、津村明秀騎手のテンハッピーローズ(6歳、栗東・高柳大輔厩舎)が中団後方から直線突き抜けてV。14番人気で単勝オッズ208.6倍の低評価を覆し大金星を挙げた。デビュー21年目の津村明秀騎手は48度目の挑戦で待望のJRA・GI初制覇。タイムは1分31秒8(良)。 1馬身1/4差の2着にはフィアスプライド(4番人気)、さらにクビ差遅れた3着にマスクトディーヴァ(1番人気)が入った。なお、武豊騎手のナミュール(2番人気)は8着に敗れた。 ヴィクトリアMを勝ったテンハッピーローズは、父エピファネイア、母フェータルローズ、母の父タニノギムレットという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は天白泰司氏。通算成績は24戦6勝。重賞は初勝利。高柳大輔調教師はヴィクトリアM初勝利、津村明秀騎手はJRA・GI初勝利。