1歳男児 積み木を詰まらせ窒息 低酸素脳症に 現在も意思疎通できない状態 ”注意義務を怠った”園長ら書類送検 徳島
ABCテレビ
徳島県の保育施設でおととし、当時1歳の男の子が積み木をのどに詰まらせて窒息し低酸素脳症になりました。警察は14日、園長など職員8人を業務上過失傷害の疑いで書類送検しました。 男の子はいまも意思疎通ができない状態だということです。 徳島県警などによりますとおととし12月、徳島県北島町の保育施設で当時1歳の男の子が、積み木をのどに詰まらせました。 積み木は直径2.4センチ、長さ3センチの円柱の形をしていて、ドクターカーで搬送中に医師が取り除きましたが男の子は一時心肺停止状態となり、低酸素脳症となりました。 男の子は現在も治療中で、意思疎通ができない状態だということです。 警察は14日、男の子が口に入れる恐れのある物を触れさせないようにする注意義務を怠ったとして、保育施設の園長と職員計8人を、業務上過失傷害の疑いで書類送検しました。 8人はいずれも容疑を認めているということです。
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