「自分が一番強いと信じて！」と意気込む児玉碧衣

　岸和田競輪「第75回高松宮記念杯競輪(GI)、第2回パールカップ(GI)」は11日、初日を迎える。ガールズケイリン、パールカップ西日本予選8Rを走る児玉碧衣(29歳・福岡=108期)に話を聞いた。 　4月久留米GI「第2回オールガールズクラシック」を制し完全復活を全国にアピールした児玉。続く5月小倉、西武園も完全Vを飾り勢いを手中にしている。 「西武園の前まではリフレッシュ。(久米)詩さん、(小林)莉子さん、(山原)さくらさんたちと沖縄に行ってきました。去年は何もせずに気持ちを切らせてしまったので、今年は遊びを入れました。おかげで気持ちを切り替えられましたよ」と表情は明るい。 　競輪開催は四六時中行われており、オン・オフは選手自らでコントロールしなければならない。ズルズルと走り続けて失敗した昨年を参考とし、大胆にも遊びまくったが、直後の西武園でしっかりと結果を出しているのだから効果はてきめんだったのだろう。 　8R西日本予選はボリューム満載の好メンバーによる激突だ。 「西は自力選手が集まるし、昨年もそうだったけど準決が一番組み立てにくい。仕掛けたいところで仕掛けさせてもらえるメンバーじゃないし、前回の久留米を取ったときみたく、初日から自信を持って仕掛けたい。自分が一番強いと信じて！」と久留米に続くGI連覇、そして大会連覇へ向けて気持ちを高めていた。(netkeirin特派員)