輪島復興へ「朝市募金箱」設置 千葉・勝浦、仲間気遣い
能登半島地震と直後の火災で甚大な被害に遭った石川県輪島市の観光名所「輪島朝市」を支援しようと、千葉県勝浦市で「かつうら朝市の会」が募金箱を設けた。 共に日本三大朝市の一つとも呼ばれ、同会の渡辺久美子さん(65)や出店者は「半島沿岸の朝市という共通性があり、関東地方も大地震の懸念があることを思えば、人ごとではない。少しでも復興に役立てば」と、被災した朝市仲間を気遣っている。 募金箱は当面、朝市開催日の午前6時半ごろから午前11時ごろまで、会場となる勝浦市中心部の通りに置く。集まった義援金は後日、輪島市朝市組合へ送る。