12日午前4時50分ごろ、下松市末武中の会社事務所兼住宅から「泥棒が入った。主人がけがをした」と110番があった。下松署によると、60代男性が頭から出血するけがを負い、現金が入ったバッグが盗まれた。男が逃走しており、同署は強盗致傷事件として捜査をしている。 　同署によると、同4時45分ごろ、男性が家族と就寝中、物音で目覚め、家の中を確認すると、男から棒のようなもので殴られ、バッグを盗まれたという。男性の生命に別条はない。男は20～30歳ぐらいで身長約170センチ。体格は痩せ形で、黒色のフード付きパーカを着ていたという。 　現場は、会社事務所や民家などが密集する地域。同署は男の行方を捜査している。