鮮やかコスモス風に揺れ、「寒露」迎えて秋深まる…はずがまだまだ暑い 鹿児島市で真夏日を記録
二十四節気の一つ「寒露」を8日に迎える。秋が本格的に深まり、野草に冷たいつゆが宿る頃とされるが、6日の鹿児島市内は最高気温が31.2度の真夏日となった。7~13日の同市内の予想最高気温は28~30度で若干下がるが、平年よりは高くなる見込みという。 【写真】〈別カット〉色鮮やかなキバナコスモスが広がる錦江湾公園=6日、鹿児島市平川町
同市平川町の錦江湾公園では、赤や黄色のキバナコスモスが来場者の目を楽しませている。風に揺れる花を眺めながら、散策したり写真撮影をしたりする姿も。夫婦で訪れた同市の自営業引地巧さん(30)は「色とりどりの花がきれい。10月でも暑く、昨年より秋の訪れが遅い気がする」と話した。 鹿児島地方気象台によると、6日の県内は33の観測地点のうち25地点で最高気温が30度以上の真夏日となった。
南日本新聞 | 鹿児島