なぜ呼ばれない? 日本代表に招集されなかった欧州組(5)約3年も選外…。2部で戦うレフティー
日本代表はFIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選で北朝鮮代表と対戦する。久保建英らが順当に名を連ねた一方で、戦力になりそうでありながら呼ばれなかった選手もいる。今回は、確かな実力を持ちながらも日本代表に呼ばれなかった選手を紹介する。※成績は16日時点の『transfermarkt』を参照。
MF:三好康児(みよし・こうじ) 生年月日:1997年3月26日 所属クラブ:バーミンガム(イングランド2部) 23/24リーグ戦成績:35試合5得点5アシスト 日本代表通算成績:5試合2得点0アシスト 2019年からヨーロッパでプレーしている三好康児は、昨年夏にベルギーのロイヤル・アントワープからイングランドのバーミンガムに加入した。ここまでイングランド2部リーグで35試合に出場して5得点5アシストを記録している。 イングランド1年目の三好は、第3節のブリストル・シティ戦で移籍後初ゴールを決めて好スタートを切った。シーズン序盤はベンチスタートが多かったが、2024年に入ってからはほとんど先発でピッチに立っており、チーム内での序列は上がっている。 三好は2019年に日本代表デビューを飾ったが、2021年6月の招集を最後に呼ばれていない。トップ下やウイングは日本代表でも激戦区と言えるポジションで、167cmという小柄な体格が不安要素として挙げられるだろう。パスセンスと左足のキック精度は日本でも指折りのレベルにある。イングランド2部は屈強な選手たちが集うリーグで、そこでインパクトを残している三好は、フィジカルの差を苦にしないかもしれない。
フットボールチャンネル