岩手山ビューPRで青森・岩木山の画像、マンション開発主が謝罪…画像の左右反転と無断使用も陳謝
盛岡市紺屋町に建設中の14階建て高層マンションの宣伝チラシで、「岩手山ビュー」をPRしながら青森県の岩木山の画像を使用していたとして、開発主・タカラレーベン(東京)の事業責任者ら5人が25日、市役所を訪れ、内舘茂市長に誤掲載に至った経緯などを説明した。
同社マンション事業本部長を務める手島芳貴取締役は「岩手山に特別な思いを寄せる岩手県民の皆様に不快な思いをさせてしまい、心よりおわび申し上げる」と謝罪。内舘市長は「岩手山は市民のシンボルで、アイデンティティーでもある」と述べ、市民感情に寄り添った開発を進めるよう求めた。
また、報道陣の取材に対し、同社はチラシ内の岩木山の画像が左右反転していたことや、岩木山観光協会のウェブサイト上の画像を無断で使用していたことも明かして、陳謝した。