佐々木朗希 19日にNY拠点のヤンキース、メッツと同日面談 ヤ軍は先発6人制にシフトと米報道
ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)が、19日にヤンキースとメッツのニューヨークを拠点とする2チームと同日にロサンゼルス市内で面談を行ったとニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者が20日(日本時間21日)に報じた。 【写真あり】身長168cmの近藤夏子アナ、佐々木朗希との2ショットが反響「身長差がお似合い」「美男美女」 ヤンキースは佐々木の獲得に成功した場合に先発6人制にシフトする用意があるとも報道。「もし彼がヤンキースを選ぶと、現在6人の有能な投手(ゲリット・コール、マックス・フリード、カルロス・ロドン、ルイス・ヒル、クラーク・シュミット、マーカス・ストローマン)を含むローテーションの決定が必要になる。通常、チームは週に1度のピッチングに慣れている日本人投手を適応させるために、6人ローテーションにシフトする」と伝えた。 ヘイマン記者は「面談の詳細は明らかではない」とし、現時点でヤンキースが先発6人制のプランを提案した以外の情報は入っていないようだ。 この日、シカゴの地元ラジオ局「670 The Score」のブルース・ラバイン記者がカブスと佐々木が面談を予定していると報道。編成本部長のジェド・ホイヤー氏は、ウィンターミーティングで、カブスがすでに佐々木とその代理人ジョエル・ウルフに対して最初のプレゼンテーションを行ったと明かした。カブスのロースターにはすでに、投手の今永昇太と外野手の鈴木誠也がいて、鈴木もウルフ代理人のクライアントだ。「誠也と昇太は、とても良い経験をしている。我々は日本人選手にとって魅力的な行き先だと思います」とホイヤー氏のコメントを伝えた。 一方で、今季ナ・リーグ東地区を制したフィリーズとの面談が現時点で予定されていないと、大リーグ公式サイトのフィリーズ担当を務めるポール・カサラ記者が20日(日本時間21日)に自身のXに投稿。フィリーズのデーブ・ドンブロウスキー編成本部長がカサラ記者の取材に対し「現時点では、私たちは彼と話をするよう招待されていません。私たちは最初の情報を送りましたし、彼らは私たちがプレゼンテーションを非常に望んでいることを知っていますが、私たちはテーブルに招待されていません」と話したことを伝えた。 佐々木の獲得競争は激化している。ドジャースやパドレスが有力と見られているが、今後数週間で他の多くのチームも獲得に向けたアプローチを行う。