子どもの習い事を選ぶとき、親が忘れてはいけない「一番大事なこと」
習い事って、身につけたいものがある時に、プラスαでお金を払って習うものですよね。我が家では、子どもが習い事を始めるにあたり、子ども自身が主体的に取り組むにはどうすればよいか、色々と考えました。一見、お金の教育とは関係無さそうに見えて、実はとても関係している「習い事」について、我が家の方針をご紹介します。 本当にやってよかった「子どもの習い事」1位は? 逆に後悔したものは…
お金の教育 ~習い事とお金と主体性の話~
子どもが習い事を始めるにあたり「習い事で一番大事なことって何だろう?」と考えてみました。 そこから見えてきた、習い事とお金と主体性との関係について、私自身の経験も交えながらお話ししたいと思います。
我が家のみいちゃんは小学校入学を機に、お絵かき教室とスイミングに通うことにしました。
「習い事で一番大事なことってなんだろう」
私は、子どもが主体的に取り組む姿勢が一番大事なんじゃないかなと思ったんです。
もし、親に言われて渋々やっているようなら、その習い事の効果はあまり期待できないのではないかと思います。
私が子どもの頃は、親に言われながらイヤイヤ練習するのが日常茶飯事でした。
「ねえ、ピアノ辞めたいんだけど」と母に切り出しても 「だめ、続けなさい」 辞めさせてもられなかったです……。
実体験から思いますが、やりたくないことを無理にやっていても、あまり身にならないですね。
大体、習い事は義務教育じゃないわけです。
習い事とは「自分のお金を払ってでも習いたい」と思えることを習う自己投資だと思います。
自分のお金を払って習う物はちゃんと取り組むと思いますし…
お金を払っているからこそ、辞めどきも判断しやすいのではないかと思います。
子どもの習い事に欠けがちな視点として、「子ども自身のコスト意識」があると思います。 習い事をしている子どもが、「この習い事にどの程度のお金がかかっているか」ということを、どのくらい意識しているでしょうか。 「お金のことなんか気にせずに、好きなことを好きなだけやればいい」という人もいるかもしれませんが、私はちょっとくらい子どもにコストを意識させた方がいいんじゃないかなと思います。 コストを意識することで「せっかくお金をかけてもらっているのだから、一生懸命頑張ろう」と、取り組み姿勢も変わってくるのではないでしょうか。 習い事にかけるお金も、時間も、限りある貴重な資源です。 その限りあるお金や時間をかけてまで、取り組む価値のある習い事なのか、子ども自身に判断させたいなと思い、我が家では子どもに習い事代の一部を負担してもらうことにしました。
【プロフィール】えみ(@emi_jiken24)
長女・みいちゃん、長男・とうくん、次女・あーちゃんの3人を育てる母。 インスタグラムで、その子育て法を漫画で紹介したところ、「ためになる!」「我が家でも取り入れたい!」と話題に。 コーヒーと甘いものが大好きです。