「サイゼより難しい」ご当地ラーメンチェーン店の“間違い探し”が人気 もはや答えを見てもよく分からないレベル
長野県のご当地ラーメンチェーン店「テンホウ」の店内にあるゲーム「間違い探し」が「難しすぎる」と話題だ。左の絵と右の絵を見比べて違っている8カ所を探す内容だが、大人が必死になってもなかなか全て見つけられない難度。ラーメンを食べ終えても席を立たず、間違いを探し続ける熱心な大人もいる人気になっている。 【画像】間違い探しの答え 間違い探しはB5判の紙に印刷され、全33店舗のテーブルやカウンターに置かれている。最新の問題では、スープに浮かぶ麺が1本(3ミリ)だけ多い、野菜に入った線(2ミリ)の向きが違うなど、もはや答えを見てもよく分からないレベル。SNS(交流サイト)には、難しさが度々話題になる外食大手サイゼリヤの間違い探しと比較して「サイゼより難しい」との投稿もある。 テンホウを展開するテンホウ・フーズ(諏訪市)によると、茅野豊平店(茅野市)店長の木村昭広さん(39)が十数年前に導入を提案。「子どもが楽しめるようにと考えた」と木村さん。 間違い探しは長野県諏訪地域のデザイン会社が制作し、年3回入れ替えている。試作の段階でテンホウの本部事務所のスタッフが解いて間違いが簡単に見つかると、専務(49)が「あっという間に終わってしまう。もう少し難しく」と再制作を依頼。導入当初からこのやりとりを続けるうちに「どんどん難しくなった」(専務)という。 提案者の木村さんは「子ども向けを想定していたのに、大人も解けない激ムズになってしまった」と苦笑。専務は「当初はこんなに難しくするつもりはなかった」としつつも「激ムズを期待して来店する人がいるので、もう簡単にはできない」と、今後も難題を用意していく方針を示した。 間違い探しはテンホウのホームページでも楽しめる。解答は店内では示していないが、ホームページで確認できる。