【東海大相模－鳥取城北】力投する鳥取城北先発の山内＝阪神甲子園球場で2021年3月26日、吉田航太撮影

　第93回選抜高校野球大会は第7日の26日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦があり、鳥取城北は東海大相模（神奈川）に0-1で惜敗した。 【鳥取城北vs東海大相模の試合を写真特集で】 　◇鳥取城北・山木博之監督 　山内（龍亜投手）の状態が良いというのは、ピッチングコーチとずっと話していた。練習試合も投げていたので、どこかのタイミングで出そうと思っていた。奥田（智哉投手）か山内か、そこからの継投というイメージだったが、昨日、山内を先発に決めた。予想以上に投げてくれて、本当ににたくましくなった。ナイスピッチングをしてくれた。 　バッター陣は、全国（の舞台）で打てるチームになろうとバッティングをやってきたので、なんとか結果を出してほしかった。あと一つのところで出なかったので、悔しい。こういう形で試合が終わって、出てる選手も出ていない選手も絶対悔しいと思う。 　（強豪・東海大相模に惜敗）スタンドで頑張ってチームを支えてくれた選手にもすごくいい目標になる。うちの学校だけじゃなく、山陰の学校が全国に行って勝負できるんだっていう気持ちを持って、みんなが夏に向けて頑張っていければ。うちもそれに負けないように鍛えてやっていきたい。 　◇畑中未来翔主将「夏に向けてまた」 　1回戦の課題として力んでいる部分があったので、しっかり力を抜いて逆方向に打っていこうという意識だった。九回の（岸野桂大選手の）二塁打などチャンスは作っていたが、そこで1本出なかったのが課題。（九回走者三塁の場面では）「失敗を恐れずに思い切って行け」と（主将として）打者に伝えたが、手を出せなかった、思い切れなかった。練習からもっとプレッシャーをかけてやっていこうと思う。 　（ベンチでは）「粘っていれば終盤にワンチャンス来る」と話していた。終盤にチャンスを持って来れるチームなので、（八、九回の）終盤で（好機を）作れたのはよかった。 　山内（龍亜投手）には「後ろにピッチャーがいるから思い切りいけ」と話していた。抑えてくれたのでよかった。 　（甲子園で2試合戦い）個人としてもチームしても成長してきた。明日から練習して「夏」に向けてまた頑張りたい。 　◇全31試合を動画中継 　公式サイト「センバツLIVE！」では、大会期間中、全31試合を中継します（https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2021）。また、「スポーツナビ」（https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/）でも展開します。