沿岸に近い水田の稲枯れ問題 宮下知事が現地視察 おいらせ町
RAB青森放送
おいらせ町の沿岸に近い水田で植えたばかりの稲が広い範囲で枯れた問題です。現地を視察した宮下知事は原因の特定と解消につとめたいと述べました。 宮下知事はきょう夕方おいらせ町日ヶ久保地区の水田を視察しました。町内の太平洋沿岸に近い水田では19ヘクタールのうち11.6ヘクタールで田植え後に稲が枯れる被害が出ました。いずれの水田も近くの川が水源で川の水位が下がった際、海水が逆流し農業用水に混ざった可能性が指摘されています。海水が逆流しないよう河口近くにはゴム製のせきが設けられていますが、老朽化し一部が壊れていたこともわかりました。宮下知事は生産者の話をききながらしっかり支えていく考えを示しました。 ★宮下知事 「原因の特定と特定したらそれを解消してこれからも安心して生産ができる環境をしっかりつくっていきたい」 また生産者との意見交換のなかで宮下知事はゴム製のせきの改修も検討していく考えを示しました。