鈴木紗理奈、扮装姿で取材に登場も戦々恐々「この写真が…」 まさかの心配事が発覚
俳優、タレントの鈴木紗理奈が22日、東京・有楽町のヒューリックホール東京で『FINAL FANTASY』シリーズ初のストレートプレイによる舞台化作品『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE』のゲネプロ&取材会に参加した。 【集合ショット】M!LK・吉田仁人、前川泰之らが華やかな舞台衣装で登場 鈴木は、“慈愛の王妃”ヘレナ・リオニス役で出演する。リオニスの王妃で、エルデの妻、モントとシュテルの母。初代リオニス王から仕えていた貴族の末裔で、自分を見染めてくれたエルデに全幅の信頼を寄せ、命を差し出す覚悟ができている役どころ。鈴木は「殺陣とアクションが本当にすごくて。あとはオールマッピングとレーザーとかすごくいろいろ入っていて、ゲームの世界観も楽しめる。やっぱり『ファイナルファンタジー』が世界で人気なのが裏付けられます。各人物の背景がきちっと描かれていて、その人物の生い立ちや、どうして今に至ったかっていうことがしっかり描かれている。生の人間が感情をやり取りするのはゲームに唯一勝る部分だと思うので、それを我々役者が体現して『ファイナルファンタジー』の舞台というのが、より人物を考察できて感じられる作品になればなと思って頑張りたいと思います」と意気込んだ。 役柄との共通点もトーク。鈴木は「私も親として共感する部分があって。2人の息子を我が子のように思っちゃったりするところがあるぐらい。このヘレナは、国を背負って、国と地と守っていく役割もあるんですが、やはり母親としての息子たちを成長させたいとか、生き延びさせたいというところが垣間見える。国を守る以上に子どもを守りたいという思いが勝つ瞬間がすごく理解できて。そこを1番大切に演じるようにしています」とする。一方で違うところも。「王妃なので動きがゆっくりで品があるんです。1番苦手なところで…」と鈴木は苦笑いを浮かべたが、エルデ役の前川泰之から「ママは品があるよ」と伝えられ、満面の笑みを浮かべていた。 また、この日は扮装姿で取材に登場。「このビジュアルは、すごくきっちり作っていただいたので安心」としながらも「私、毎週コメンテーターで番組に出てて、毎週のように言ったコメントが記事になるんです。 今回、来られてる方が、鈴木紗理奈の素材を持っていない場合、この写真が記事になるのではないかと思って…。恐れています」と作品の世界に悪影響が出ないか心配する。「『鈴木紗理奈、〇〇!』に、この写真が出ないことを祈りながら。宣材写真を差し上げますので、その際はご一報ください」と話し、笑わせていた。 ファイナルファンタジーシリーズ(『FF』シリーズ)は、スクウェア・エニックス(旧スクウェア)によって開発・販売されているRPGのシリーズ作品。1987年に発売された『ファイナルファンタジー』を第1作とする日本製のRPGシリーズで派生作品を含め独立した世界観を持った作品が数多く発売されており、シリーズ全タイトルの世界累計出荷・ダウンロード販売は1億8000万本以上を達成している。 『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス幻影戦争』(FFBE幻影戦争)はFFシリーズの1つ。『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』と世界観を共有するタクティカルRPGで、累計ダウンロード数が2400万(※2022年8月)を超える人気タイトルとなっている。本作は、そのストレートプレイの舞台作品となる。 取材会には、吉田仁人、武藤潤、川上千尋も参加した。 『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE』は、3月3日まで同所で上演される。 ■『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE』あらすじ 列強に囲まれしリオニスは小国ながらも、一目を置かれる存在であり続けていた。その理由は、「翼ある者」に授けられた「指輪」にある。 ビジョン──。すなわち具現化された想いを使役し、戦わせることのできる力は、それほどまでに各国にとって脅威だったのだ。 だが、幾重にも交錯する残酷な運命は絆や愛、そして友情までをも静かに蝕(むしば)んでいく。 リオニスに生まれた双子の王子、モントとシュテルとて例外ではなかった。彼らの確執は、長きに渡る幻影戦争の戦端を開くこととなるのであった。 群雄割拠するこの地で、まばゆき光をたたえたクリスタルは、果たして誰に微笑(ほほえ)もうというのか。