「ボン・ジョヴィも祝福」なかやまきんに君”独立後に仕事激増”で問われる「芸能事務所の存在価値」
芸人、タレント、ユーチューバー、ボディビルダーなど様々な顔を持つなかやまきんに君。詳しくない人でも毎日のようにCMで目にするだろう。それほど彼の快進撃は尋常ではない。 【戦慄!思わず二度見】ド迫力満点…ロンブー亮、宮迫ら芸人たちの「反グレとの闇営業」写真 吉本興業を退所し、’22年1月からフリーで活動すると、瞬く間に仕事が倍増、いや10倍以上に膨れ上がっているかもしれない。CMなどを中心に仕事が殺到しているのだ。 『2023タレントCM起用社数ランキング』(ニホンモニター)によると、1位が川口春奈(21社)、2位が芦田愛菜(16社)など人気俳優らに追いつかんばかりの勢いで、きんに君は11社で6位にランクインした。しかし民間企業以外に、カウントされていない農水省や厚生労働省などのCMもあり実際にはさらに多いと思われる。 「フリーになった年に、Z世代のトレンド1位に『ヤー!パワー!』が選ばれました。’00年にデビューしてから筋肉系ギャグはほとんど変わっていないと思います。 にもかかわらず、これだけのブームが再びくるというのはきんに君の人柄そのものでしょう。誰も傷つけないギャグや、優しい人柄はこの疲弊した世の中の癒やしそのものと思います」(スポーツ紙記者) きんに君がネタ中に使用していることでも知られる、世界的ロックバンドのボン・ジョヴィの楽曲『It’s My Life』が、『レコチョク年間ランキング2023』(12日発表)の『洋楽ランキング』で、1位を獲得。ボン・ジョヴィの公式Xはそれを受け 《きんに君のおかげだよ、ありがとう。これからも良いトレーニングを!》 ときんに君へ感謝のメッセージを送った。
きんに君は’19年にトーク番組で5歳年上の恋人がいることを告白。 「スポーツジムで受付をしていた。いい肩幅はしています」 と“筋肉目線”で評価していた。 週刊女性によると、彼女と共に個人事務所を設立したという。内助の功もあってこれほどの躍進を見せたのだろうか……。 一方“古巣”吉本に在籍していた際なぜここまで本領発揮できなかったのだろうか。 「吉本じゃなく個人になったことでオファーしやすくなったというのはあるでしょう。ギャラもその分、安くなったみたいですからね。 吉本は劇場や番組をたくさん持っているという強みはありますが、タレントとして潜在能力がある場合、芸能事務所に所属するというメリットはなくなりつつありますね……」(テレビ局関係者) フリータレントならではの一面が見えたのは、今年8月に『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』(日本テレビ系)に出演した際だ。全問正解した際の賞金300万円は 「吉本を退所してからフリーでやっているので、マネージャー2人に全額プレゼントしたい」 と話しスタジオを沸かせた。結局全問正解には至らなかったが、その人柄の良さは伝わった。 24時間の筋肉管理が必要なため結婚はしないというきんに君だが、公私共に絶好調であることには変わりないようだ――。
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