元ネタは、あの有名人? ワンピース読者から「似すぎ」の声があがったキャラとは
あの有名俳優に「激似」のワンピキャラも!
『ONE PIECE(ワンピース)』に登場するキャラクターのなかには、実在する有名人がモデルになっているケースがあるのは有名な話です。 【画像】「そっくり?」「似てない?」ワンピキャラの元ネタとうわさされる「実在する有名人」(4枚) 現にコミックス57巻の「SBS」(質問コーナー)にて尾田栄一郎先生は、海軍大将の「青キジ」のモデルは松田優作さん、「黄猿」は田中邦衛さん、「赤犬」は菅原文太さんであることを認め、先生自身が好きな名優を選んだと説明していました。 しかしそれ以外にも、公式には明言されていないものの「実在の有名人がモデルなのでは?」とうわさされているキャラが存在します。 まずは、元王下七武海のひとりである「ドンキホーテ・ドフラミンゴ」です。彼は切れ味鋭い糸を自ら出すことのできる「イトイトの実」の能力者で、「ドレスローザ編」などで主人公の「モンキー・D・ルフィ」たちを苦しめた人物でした。 独特のファッションが目を引くドフラミンゴは、フランス出身のシンガーソングライター、ミッシェル・ポルナレフに似ているとささやかれています。 ポルナレフは、「シェリーに口づけ」や「悲しきマリー」などのヒット曲で知られ、日本でも非常に高い人気を誇りました。 ドフラミンゴのトレードマークであるピンクのファーコートや、白い縁のサングラスなどはポルナレフが着用していた衣装に似ており、実はモデルだったと言われても不思議はありません。 ネット上には「ルックスや雰囲気はかなり似てる」「キャプテン・センシブルにも似ているから、数人がモデルになっているのかも」などの意見がありました。 ほかにも、とあるハリウッド俳優を連想するキャラとして、「ベンサム」(Mr.2 ボン・クレー)の名前があがっています。ベンサムは、当時王下七武海だった「クロコダイル」が設立した秘密犯罪会社「バロックワークス」の元幹部で、相手に触れるとそっくりな顔や体に変装できる「マネマネの実」の能力者です。 ベンサムはバレリーナのような個性的な格好をしており、「オカマ拳法」を駆使して戦うクセの強いキャラクターとして知られています。そのようなベンサムのモデルとして名前があがっているのは、『イエスマン “YES”は人生のパスワード』や『トゥルーマン・ショー』など数々の名作映画で主演を務める俳優のジム・キャリーです。 ジム・キャリーは、コメディ作品に定評のあるカナダ出身の俳優で、出世作となった『マスク』での強烈な演技が記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。 特に、日本で1995年に公開された『ジム・キャリーはMr.ダマー』で、おかっぱのヘアスタイルを披露しており、同作のジム・キャリーの役柄はベンサムとかなり容姿が似ています。一部のファンからは「ビジュアルだけでなくコメディ調の動きも似通っている」といった声もあったほどです。 最後に、最大2億ボルトの雷撃を繰り出す「ゴロゴロの実」の能力者「エネル」のモデルではないかといわれているのが、世界的なラッパーのエミネムです。 エミネムはアーティストとしてだけでなく、俳優としても成功をおさめ、2002年に公開された彼の半自伝的映画『8 Mile』は当時大ヒット作品となりました。 自称「神」を謳っているエネルのビジュアルは、太い眉毛、金髪、白いバンダナが特徴で、金髪時代のエミネムにかなり似ていることが分かります。 ファンの間でも「どう考えてもエミネムがモデルだと思う」「名前も絶妙に似ている」といった声が多数見受けられました。 キャラクターのモデルらしき実在の人物が思いあたるのは、それだけ尾田先生の画力が優れている証かもしれません。実在の人物がモデルになっていそうな登場人物といえば、皆さんはどのキャラを思い浮かべるでしょうか?
LUIS FIELD