ヤクルトじゃなければ…?他球団なら主力クラスの選手(5)トレード加入の即戦力候補だが
2年連続のリーグ優勝から一転、昨季はリーグ5位に沈んだ東京ヤクルトスワローズ。今季は巻き返しを図るシーズンとなり、若手選手の台頭が不可欠といえる。その一方で出場機会に恵まれない選手や、本来のポジションで起用されない選手も少なくない。ここでは、他球団であれば主力となり得る選手を紹介したい。
阪口皓亮
・投打:右投左打 ・身長/体重:188cm/90kg ・生年月日:1999年8月15日 ・経歴:北海高 ・ドラフト:2017年ドラフト3位 今季は先発に回り、オープン戦では防御率1点台と結果を残した阪口皓亮だが、開幕一軍メンバーからは漏れる形となった。 阪口は、北海高から2017年ドラフト3位で横浜DeNAベイスターズに入団した。高卒2年目の5月にプロ初登板初先発を果たすと、5回2安打無失点の好投を披露。幸先の良いスタートを切った。 2021年にはプロ初勝利を含む2勝を挙げたが、一軍では不安定な投球が目立ち、ファームを主戦場とするシーズンが続いた。 そんな中、昨季7月に西浦直亨とのトレードで東京ヤクルトスワローズに移籍することになった。 移籍後は救援で13試合に登板し、2ホールド、防御率3.31とまずまずの数字をマーク。今季はオープン戦で3試合登板し、防御率1.80の好成績を残した。 4月20日には今季初登板を果たした阪口だが、4回2/3を投げて5四球7失点。課題の制球力を磨き、先発ローテーションの一角として名を上げたいところだ。
ベースボールチャンネル編集部