宝塚で33年……元宙組組長・寿つかさ、「真風涼帆は“正義感の強い人”」――千秋楽で芹香斗亜と“ハグ”の真相も
あと、卒業してから一緒に出かけていて、私がコンビニエンスストアで飲み物を買いたくて付き合ってもらった時があったんです。私が会計を済ませてパっと見たら、おそらく海外から旅行に来ているご家族5、6人の中に真風が一人入って、お話しているんですよ。 どうしたのかなと思ったら、観光客の方が電子レンジの使い方がわからなくて、真風がご家族の全員の分を温めてあげていたんです。「これはワンミニッツだよ」とか英語を交えながら。この人は本当に困っている人がいたら、もうほっとけない。すぐに助けてあげる。改めて真風の人間性の素晴らしさを知ることができました。
――退団後も関係性が続いていきそうですね。 そうですね。もうずっと彼女からも学んでいきたいですし、仲良くしてもらいたいと思っています。 (『アプレジェンヌ~日テレ大劇場へようこそ~(寿つかさ編)』より抜粋・再構成)
◇ ◇ ◇ 『アプレジェンヌ』は日テレNEWS24制作のシリーズ企画。元タカラジェンヌをお招きし、日本テレビで熱烈な宝塚ファン、安藤翔(妻が元タカラジェンヌ)、中島芽生(宝塚音楽学校を4回受験)の2人が、ゲストの宝塚時代・退団後の生き方に迫ります。