Facebookはオワコン? 若者が別のSNSを使おうが「それでもフェイスブックが重要」な理由
勉強会やビジネス交流会の場で、名刺交換の代わりに「Facebookやっていますか?」「メッセンジャー交換しませんか?」と聞いた経験がある方は多いのではないでしょうか。 世界的に見ると、アメリカやカナダ、フランス、デンマークなどの国でFacebookメッセンジャーはもっとも使われているメッセージアプリです。 日本国内でも、メッセンジャーアプリと言えば「LINE」が主流ですがプライベートのやり取り向けという印象が強いです。ビジネス上のやり取りはFacebookメッセンジャーを使うケースが多いのではないでしょうか。 Facebookを使っていない場合、「見込み顧客と連絡が取りづらい」という状況が生まれてしまう可能性があるため、他のSNSがシェアを増やそうと「それでもFacebookが重要」であるのは間違いありません。
■オンラインサロンの運営手段としてFacebookページの代替手段があまりない Facebookはオンラインサロンのプラットフォームとしても人気です。たとえばお笑いコンビ・キングコングの西野亮廣さんやYouTubeチャンネル『令和の虎』、実業家のやまもとりゅうけんさんらがオンラインサロンを開設し、人気を博しています。 オンラインサロンの魅力の1つは「信頼性の高いユーザーを集め、クローズドなコミュニティ内で濃密なやり取りを楽しむこと」です。こうしたオンラインサロンの特性と、実名での登録が前提となるFacebook及びFacebookページの機能性の相性は良好です。 ■匿名性が高い他のSNSより「信用度」が高く「変な人」にも気付きやすい Facebookの特徴は、本名での登録が推奨されている点です。Xをはじめとする他の匿名性の高いSNSに比べて、一名一名のユーザーの信用度が高いです。そのためFacebook上に「知らないユーザー」がいる場合、そのユーザーは信頼に足る相手か否かという判断もしやすいです。 たとえば突然Facebookメッセンジャーでコンタクトを取ってきた他人が「共通の知人」が極めて少ない場合、その人は詐欺や悪意のある行動を行うユーザーである可能性すらあります。 他のSNSよりも遥かに「他のユーザーは本当に信頼できるのか」を判断しやすいのは、Facebookの大きな価値ではないでしょうか。