熊本県南阿蘇村の西野宮神社。25日朝、近くの住民が参拝に訪れたところ、あるはずのものが、なくなっていました。 　第一発見者 「おさい銭を投げようとしたら、ないじゃないですか。だからびっくりしたんです」 　盗まれたのは、さい銭箱。さい銭ではなく箱ごと盗まれたとみられています。 　「雨で見えなくなってますけど、ずっと向こうの道までひっぱって」 　近くの住民らによると、さい銭箱の重さは40～50キロほどで、現場には引きずったようなあとも残されていました。 　防犯カメラに犯行は映っていないとみられていますが、神社は被害届を提出し、警察が窃盗事件として捜査を進めています。 　付近で同じような被害は確認されていないそうですが、怪しい車や人物を見かけたら警察に通報してほしいとしています。 　今回の事態を嘆く住民の声もあります。 「大正4年からある大切なおさい銭箱。みんなが大事にしていたおさい銭箱ですので、どうにか戻ってこんかなと思っています」