絶対に呼ぶべき!? 日本代表に推薦したい選手(4)鈴木彩艶に勝る? 急成長した最後尾の司令塔
JFA(日本サッカー協会)は14日、今月のFIFAワールドカップ26アジア2次予選に臨む日本代表メンバーを発表する。果たして誰が選ばれるのか。今回は、日本代表に招集したい選手を6人ピックアップした(代表キャップ数10未満の選手が対象。U-23日本代表招集の可能性がある選手は対象外)。
GK:小島亨介(こじま・りょうすけ) 生年月日:1997年1月30日(27歳) 所属クラブ:アルビレックス新潟 2024リーグ戦成績:3試合2失点 年代別代表での経験が豊富な小島亨介だが、ここまで順風満帆なキャリアを歩んできたわけではない。早稲田大学卒業後に加入した大分トリニータでインパクトを残せず、アルビレックス新潟にレンタルしていた2020、2021シーズンは怪我にも苦しんで守護神定着とはならなかった。その影響もあってか、東京五輪への出場を逃すことになった。 それでも、新潟に完全移籍となった2022シーズンに殻を破る。J2リーグ全試合に出場して35失点という成績を残し、リーグ優勝&J1昇格に大きく貢献している。自身初のJ1挑戦となった昨季は30試合に出場して34失点に抑え、残留の立役者に。シーズン中には、追加招集という形ではあったものの、日本代表メンバーにも名を連ねている。 小島の身長は183cmでGKとして決して大柄なタイプではないが、ピッチ内で体格のハンデを感じさせることはない。驚異的な反射神経と素早いステップを武器にダイナミックなセーブを連発し、ピンチをうまくかき消している。また、足元の技術も極めて高く、長短問わず狙った場所へボールを届けることが可能だ。新潟のポゼッションは“最後尾の司令塔”なくして成り立たないと言っていいだろう。 日本代表の守護神争いはこれからますます熾烈を極めるだろう。サンフレッチェ広島の大迫敬介が一歩リードしている印象があるが、2番手以下は混戦模様となっている。新潟でしっかりと結果を残す小島にもその競争に加わる資格は間違いなくあるはずだ。
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