21日のポイントは「過ごしやすい陽気」です。朝の冷え込みは緩み、日中も日差しが降り注ぎ、暖かいでしょう。 20日の九州北部は、穏やかに晴れた朝は放射冷却の影響が強まりました。最低気温は6℃前後と前日よりさらに低く、各地で今シーズン一番の冷え込みとなりました。日中の最高気温は17℃前後とほぼ平年並みで、風も弱く「小春日和」となりました。 佐賀県有田町では「大イチョウ」が色づき、見頃を迎えています。国の天然記念物に指定されていて、高さ30メートル以上、樹齢はおよそ1000年です。ここ数日の強い冷え込みで、各地の紅葉の名所では色づきが進んできました。有田観光協会によると、来週いっぱいまで見頃が続きそうだということです。 今後の予報です。福岡・佐賀は、20日夜から21日朝にかけては気圧の谷の影響で雲が多く、雨が降るところがありそうです。21日日中は再び高気圧に覆われて、晴れてくるでしょう。朝の冷え込みは緩み、日中の最高気温は18℃前後と、前日より高くなりそうです。 週間予報です。金曜日も晴れ間が出るでしょう。土曜日は冬型の気圧配置となり、寒気が流れ込むため、雲が流れ込みやすいでしょう。日曜日と月曜日は晴れ間が広がりますが、火曜日は雨が降りそうです。日中の最高気温は17℃前後と、平年並みかやや高い日が多いですが、週末は寒気の影響で平年を下回る寒さとなるでしょう。