会社員の夫が「通勤ラッシュがすごいから、有料座席サービスを毎日使いたい」と言っています。乗車時間は1時間程度で新幹線や特急ほど長くないのでぜいたくだと思うのですが、コスパやタイパは良いのでしょうか?
有料座席サービスを利用するメリット
指定席のため「混雑を避けて確実に座って移動できる」のが大きな特徴ですが、それ以外にも下記のようなメリットがあります。 ・車内無料Wi-Fiや電源コンセント設備がある ・一般車両よりも席数が少なく、新幹線や特急指定席のように快適に過ごせる ・リクライニング機能やテーブルが付いているので休憩や仕事もできる 通勤ラッシュで車内が非常に混み合うと、その場で立つのも難しくなることもあります。たとえ片道1時間程度であっても移動時間を快適に有意義に過ごしたい場合は、お金がかかっても有料座席サービスを利用する価値はあると思われます。
コスパやタイパは良いのか
有料サービスを使う以上は、コストパフォーマンス(費用対効果)やタイムパフォーマンス(時間対効果)が良い状態にしたいと考える人も多いでしょう。結論としては、有料座席サービスを使うとコスパやタイパは良いのかどうかについては、人それぞれと言わざるを得ません。 しかし、普段は子育てや家事などで忙しく「通勤時間は貴重な仕事や勉強時間」である場合は、座ってパソコン作業や読書ができるのはメリットが大きいでしょう。混雑に巻き込まれると通勤するだけで疲れ、業務パフォーマンスが落ちるリスクもあります。 その点、座席指定サービスを利用すれば、作業をしない場合でもリクライニング機能を使って休めるので体力を温存できるのも魅力的なポイントですね。 通勤ラッシュに限った話ではありませんが、狭い空間に多くの人が集まるとトラブルが発生する可能性も高くなりがちです。有料座席サービスを利用すれば絶対になくなるという保証はありませんが、リスクを軽減できるケースは多いのではないでしょうか。 一方、「公共交通機関はとにかく移動できれば問題ない」と考える人は、座席指定サービスの利用は「出費が増えるだけ」になってしまうため、コスパは悪くなるかもしれません。
まとめ
本記事では、有料座席サービスを毎日使うのはぜいたくなのか解説しました。有料座席サービスの利用に価値があるかどうかは人それぞれ異なり「月に2万円かかるからもったいない」とは一概にはいえません。 自身が考えるコスパやタイパの判断基準と照らし合わせながら、追加で「1万円」の出費が発生したら必要経費と考えられるのか、それとも単なる消費となるのか考えてみましょう。判断するのが難しい場合は、まずは一度体験してみるのも良いでしょう。 出典 東急電鉄 有料座席指定サービスQシート 東急電鉄 東横線有料座席指定サービス Qシート 東急電鉄 大井町線有料座席指定サービス Qシート 西日本旅客鉄道 JRおでかけねっと 新快速 Aシート(有料座席サービス) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部