【西武】巨人から移籍の松原聖弥が惜しくもヒーローの座を逃す「次、切り替えて頑張ります」
◆パ・リーグ 西武2―2日本ハム=延長12回=(26日・大宮公園) 移籍後初のお立ち台は見えていた。延長12回2死一、二塁のサヨナラ機。西武・松原聖弥が左翼後方へ大きな飛球を放つと、三塁側ベンチの西武ナインが一斉に飛び出した。サヨナラ勝ちを確信した次の瞬間、日本ハムの左翼手・五十幡が後ろ向きで好捕。誰もが声を失った。 「前進守備だったので抜けてくれという気持ちで走っていたのですが…」と悔しがった松原。25日に巨人から移籍し、ベルーナドームで会見。この日、1軍に登録されるとさっそく1番・右翼で先発。6打数無安打に終わったが、第1打席でいい当たりの二直を放つなど期待を抱かせる内容だった。渡辺GM兼監督代行は「1打席目もいい当たりでしたし、結果的にはヒットは出なかったんですけど、最後も惜しかったですし。戦力になってくれると思います」とうなずいた。 「チャンスで2回、回ってきたんですけど、浮き足だっているというか、自分のスイングができていなかった。次、切り替えて頑張ります」と言葉を強めた。
報知新聞社