松高と三重高生の2人も 三重・松阪 ネットの市行政番組に16人出演
アナウンサーを1年間委嘱
三重県松阪市が運営する行政情報番組「アイウエーブまつさか」のアナウンサーの委嘱状交付式が12日午後4時半から市役所で行われ、県立松阪高校(垣鼻町)と私立三重高校(久保町)の放送部の生徒2人と応募した市職員14人に、竹上真人市長から委嘱状が手渡された。希望した市職員の人数は過去最多で、任期は来年3月31日まで。 「アイウエーブまつさか」は2005(平成17)年の市町合併で現在の松阪市になった時から始まった番組で、市の情報や地域の話題をインターネットで配信している。 同番組のアナウンサーは17(同29)年度までは外部の人材が担っていたが、視聴率や認知度が低いという課題を抱える中で18年度から松高生と公募に応募した市職員が担当。19年度からは三重高生も加わった。ナレーションの他、市行政チャンネル内の番組のリポートに出演する。 この日、集まったアナウンサーたちは竹上市長から「ご協力ありがとう。上手に放送を引き立ててください」と激励を受け、一人一人委嘱状を受け取って1年間の抱負を語った。 松阪高放送部、アナウンス朗読部副主任の2年・川口温花さんは昨年に引き続いての担当で「昨年は初めての経験ですごく難しくて反省点があった。地域のことを発信する役割なので、笑顔で伝えられたら」、同じく、2年連続の三重高放送部部長の3年・小濱まりんさんは「以前は滑舌が悪かったが、発声練習を重ねて備えてきました」とそれぞれ話した。 市職員の皆さんは次の通り(敬称略)。 ▶こども未来課=秋田桃子、前華奈、松田怜子、山田茉利奈▶財務課=新井裕美▶高齢者支援課=中村元▶企業誘致連携課=西岡彩華▶地域ブランド課=福地涼▶建設保全課=中村圭▶職員課=前川達哉▶戸籍住民課=小西博子▶監査委員事務局=松田佳浩▶保健年金課=間宮希帆▶生涯学習課=萬濃龍之介