世界的版画家・斎藤清の特別企画展20日開幕 福島県柳津町の美術館
福島県柳津町の斎藤清美術館の特別企画展「再考・会津の冬」の第I期「雪に、抽象(アブストラクト)を見た画家」は20日、同美術館で開幕する。9月8日まで。 柳津で晩年を過ごした世界的版画家・故斎藤清さんの代表作「会津の冬」シリーズに込められた思いに改めて向き合う企画。同シリーズを中心に約70点を展示する。Ⅱ期の「そして、故郷の表象(イメージ)となる」は9月14日から開かれる。 開館時間は午前9時から午後4時30分(最終入館は午後4時)まで。観覧料は一般510円、大学生・高校生が300円、中学生以下無料。休館日は月曜(8月12日は開館し、翌日休館)。問い合わせは同美術館へ。 ◇ ◇ 「再考・会津の冬」は奥会津7町村の文化施設が連携した企画展「奥会津の冬」の一環として催される。19日、斎藤清美術館で両企画展のプレオープニングセレモニーが行われた。 只見川電源流域振興協議会の押部源二郎金山町長、赤坂憲雄奥会津ミュージアム館長、小林功柳津町長らがあいさつ、テープカットした。「奥会津の冬」の詳細は振興協議会のウェブサイト(https://okuaizu.net/news)で確認できる。
斎藤清美術館以外の会場・会期は次の通り。開幕はいずれも20日から。 ▽尾瀬写真美術館(檜枝岐村)11月4日まで▽ただみ・モノとくらしのミュージアム(只見町)11月10日まで▽奥会津博物館(南会津町)11月24日まで▽三島町交流センター山びこ(三島町)9月29日まで▽東北電力奥会津水力館「みお里」(金山町)9月29日まで▽からむし工芸博物館(昭和村)11月10日まで