ＰＳＧに別れを告げたエムバペ（ロイター）

　フランス1部パリ・サンジェルマン（PSG）から退団することを発表した同国代表FWキリアン・エムバペ（25）の送別パーティーが20日に開催され、約250人が参加した。 　フランスメディア「パリジャン」によると、パリ市内の8区にあるイタリア料理店「ジジ」で選んだのはエムバペ自身という。パーティーでエムバペは、家族や友人、PSGのチームメート、スタッフら参加者らに感謝の言葉を伝えた。 　エムバペの母親ファイザ・ラマリさんはパーティーを終えて帰路につく際、待ち受けていた複数の報道陣に対し、7年前に加入したPSGについて「正直に言うと、魔法のようでした。活気に満ちていました」とコメント。さらにタクシーに乗り込む間際に、息子の新クラブについて聞かれると「あなたはもう知っていますよね？」と返答したという。 　すでに欧州各メディアはエムバペはスペイン1部レアル・マドリード入りが確実と報道。Rマドリードにとって今季最終戦となる欧州チャンピオンズリーグ（CL）決勝（6月1日＝日本時間2日、対ドルトムント）後にも正式発表される見込みだ。