小沢一郎氏、前回の雪辱果たす 自民逆風吹き荒れ勢い大きく失速 岩手県内3選挙区のうち2選挙区が立憲へ
10月27日に投開票が行われた衆議院選挙では、岩手1区の階猛氏(立憲・前)は7回目、岩手2区の鈴木俊一氏(自民・前)は11回目、岩手3区の小沢一郎氏(立憲・前)19回目の当選、参議院では木戸口英司氏(立憲・元)の2回目の当選が確実となりました。 自民党は前回3年前の衆院選で、3区で初めて藤原崇氏(自民・前)が、立憲の小沢一郎氏に勝利。 その翌年の参院選では立憲の木戸口氏に広瀬めぐみ氏が勝利して、自民党として30年ぶりに議席を獲得するなど勢いに乗っていました。 しかし今回は、広瀬氏の詐欺事件を受けた議員辞職やパーティー収入の不記載問題などが重なり、逆風が吹き荒れ、勢いは大きく失速、2区の鈴木俊一氏以外は敗れるという結果になりました。 また、議員辞職による参議院の補欠選挙は岩手県では初めてという異例の選挙となりました。 広瀬めぐみ氏の事件については県民からも失望したという声が多く聞かれました。 選挙戦では、立憲の木戸口氏の応援で立憲民主党に近い達増知事がマイクを握る場面もありました。 今回は与党の候補が出ない中で木戸口氏が予想通りの圧勝となりました。
岩手めんこいテレビ