大沢野(富山市)の休耕田でヒマワリ見頃 4万本、鮮やか
富山市万願寺(大沢野)の自立支援施設「ピースフルハウスはぐれ雲」が近くの休耕田に植えた4万本のヒマワリが見頃を迎えた。6月に同市船峅地域の親子らと協力して種をまいた場所で、鮮やかな黄色の大輪が行き交う人の目を楽しませている。 はぐれ雲は2年前から休耕田をヒマワリ畑として活用し、開花後には茎や葉を肥料にしてきた。これまでは近くの別の休耕田で行ってきたが、今年はさらに多くのヒマワリを見てもらいたいと場所を移し、スタッフの山本将也さん(31)が中心となって2倍の面積に植え込んだ。 6月の種まきに協力したのは船峅地域のにぎわい創出に向けて活動している「ふなくらす」。約30人が参加し、自分たちの名前を記した看板も作るなど自然に親しんだ。 無事に見頃を迎え、山本さんは「地域活性化につながるとうれしい」と話し、ふなくらすの池田夜千乃代表(38)は「多くの人に見に来てほしい」と呼びかけている。ヒマワリは9月まで楽しめるという。