「作業工程や素材にこだわったクロワッサンやクリームパンは自慢の逸品」と話す木村さん（左）ら

　漬物製造大手のピックルスホールディングス傘下のOH（埼玉県飯能市飯能）は3月1日、飯能市内にある発酵のテーマパーク「OH！！！」の一角に、自家製酵母やこうじを使った本格パン店「飯能ベーカリーPOCO-POCO（ポコポコ）」をオープンする。 　「日常の食卓にささやかなぜいたくと華やかさ」をコンセプトにバゲットやクロワッサン、食パンや総菜パンなどを中心にした品ぞろえ。今月24日には近隣住民らを招いて先行販売が行われ、ベーカリーシェフの木村勇一さん（38）は「春は桜やバラ、夏は果物といった季節感のある素材を使って見た目も楽しいハイクオリティーなパンを提供したい」とオープン初日を心待ちにした。 　OHは「長年、漬物製造で培ってきたノウハウをパンづくりにも生かし、発酵食品の奥深さや素晴らしさを一人でも多くの方に知ってもらうきっかけになれば」と話している。 　店舗は天覧山麓の能仁寺敷地内。営業時間は午前10時～午後5時。月曜定休（祝日の場合は翌火曜日）。

　問い合わせは、同店（電話042・975・7001）へ。