成田凌演じるハッカーが主人公に!『スマホを落としただけなのに ~最終章~』共演には千葉雄大&クォン・ウンビ
スマホを落としたことで、連続殺鬼に命を狙われるヒロインを描いた北川景子主演作『スマホを落としただけなのに』(18)。今回、シリーズ第3作目となる『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』の公開が決定。2024年秋に公開され、本作では成田凌が演じる連続殺人鬼、浦野が主人公となることが明らかになった。 【写真を見る】原作小説は第15回「このミステリーがすごい!」の隠し玉作品に選ばれた「スマホを落としただけなのに」 『スマホを落としただけなのに』は、当時新人であった志駕晃による原作小説の映画化でありながら、動員は150万人を超え、興行収入19.6億円の大ヒットを記録。さらに続編『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(20)では、刑事役の千葉雄大が主演となり、連続殺人鬼の成田と禁断のタッグを組む内容で再び話題を呼び、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言での映画館休館を挟みながらもヒットを記録した。その後、韓国で映画化され、中国でもリメイクが準備中であるなど、大きな広がりを見せている。 そんな人気シリーズの最新作である本作の主演は、見る者全ての脳裏に刻まれてきたトラウマ級の連続殺人鬼、浦野を演じた成田。人の心を操る天才的ブラックハッカーでもある浦野を演じた成田は、この役で2018年に第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞している。また、1作目の北川、2作目の白石麻衣に続き、本作のヒロインが、期間限定の日韓合同アイドルグループとして絶大な人気を集めていたIZ*ONEでリーダーを務めていたクォン・ウンビに決定。韓国での撮影も敢行された本作で謎の黒髪美女、スミンを演じ、映画デビューをはたす。中田秀夫監督は「ウンビさんは、日本語での感情表現、ダイナミックな身体表現を見事に演じてくれました」と絶賛の言葉を残している。また、前作で浦野を追い詰めた刑事、加賀谷役で千葉も続投も決まった。 あわせて解禁となったスーパーティザー映像は、これまで命を狙われてきたヒロインたちと、彼女たちを狙う連続殺人鬼の浦野、その浦野を追いかける刑事の加賀谷による過去作映像から始まる。やがて、前作のラストで日本を脱出した浦野が発見された場所が韓国、ソウルであったことが明らかに。 再び最高のネット環境を手に入れた浦野が、日本政府にサイバーテロ攻撃を仕かけていく様子が映しだされていく。 再び交錯する連続殺人鬼と刑事の2人は国境を跨ぎどのような戦いを繰り広げるのだろうか?日本と韓国を股にかけ展開する最後の「ハッキング ゲーム」に期待が高まる。 ■<キャスト、スタッフコメント> ●成田凌(浦野善治役) 「3です、完結編です。(本当に終わるかはわかりませんが)『スマホを落としただけなのに』という居場所をくれた、志賀先生、スタッフの皆様、観てくださった皆様、ありがとうございます。浦野という自分の人生を変えてくれた役を3度も演じられる喜び。このシリーズをともに作ってきた方々と再会できる喜び。韓国のスターであるクォン・ウンビさんをはじめ、新しく参加してくださる皆様と、1とも2とも違う新しい『スマホ映画』を一緒に作り上げることの喜び。そんなたくさんの喜びを噛み締めながら、毎日を過ごしていました。この現場を愛し、愛されすぎていた、そしてこれまで1、2と映画を観てくださった皆様を裏切らなかった、でも裏切りつづけた、中田秀夫監督が作る『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』。騙されたと思って観てみてください」 ●クォン・ウンビ(スミン役) 「日本でも韓国でもたくさん愛された作品に出演ができて光栄です。初の演技の挑戦を映画ですることになって、楽しみでもあり心配でもあったんですが、多くの方の助けのおかげで撮影を無事に終えることができ、とても感謝しています。私が初めての演技でしかも日本語で演技をしなければならないので、ぎこちない部分も多かったと思いますが、監督さん、俳優の皆さん、 周りのスタッフの方々がたくさん手伝ってくださり、激励もしてくださって楽しく撮影することができました。また熱海という地域に行って撮影をしたんですが、撮影の合間に食べたカレーうどんがいまでも記憶に残っています。 とても美味しかったです! 今回の作品もすごくスリル満点で見入ってしまうと思います。皆で一生懸命準備した作品ですので多くの関心と応援をお願いします」 ●千葉雄大(加賀谷学役) 「またみなさんと再会できること、本当にうれしく思います。今回は成田くん演じる浦野がいままでと少し違う感じも見受けられるので、そこもたのしみです。中田組は作品のスリル感とは裏腹に、すごく和やかな雰囲気なので、いつも居心地よく過ごさせていただけるので大好きです。休憩中にクレープを頬張る監督のかわいさ、完敗です。浦野と僕が演じる加賀谷の関係性に悩んだ時、恋してるんじゃない?と言われたのがなんとなくすっと落ちて現場に挑みました。もちろん比喩ですが、そんな2人の動向もたのしみにしていただけたらと思います」 ●刀根鉄太(プロデューサー) 「スマホシリーズの第1弾は黒髪美女を襲う恐怖を北川景子さん主演で、第2弾は殺人鬼を追う刑事の葛藤を千葉雄大さん主演で描きました。そして今回の第3弾は遂にブラックハッカーで連続殺人鬼、浦野の脅威を成田凌さん主演でお届けします。そして本作のヒロインを演じるクォン・ウンビさんですが、キャスティングの大きな決め手は芯の強さを感じさせる彼女の”眼”でした。スマホシリーズはヒロインの眼を大きく映しだすことが多く、今回のティザー映像にもウンビさんの決意を感じる眼や恐怖に怯える眼のカットが入っています。芝居の素晴らしさやその美しさ、強い眼差しで女優クォン・ウンビは大きな話題になると確信しています。成田凌さん、クォン・ウンビさん、千葉雄大さんで描くスマホシリーズの危険でスリリングな最終章、ファイナルハッキングゲームを皆さんご期待ください!」 ●中田秀夫(監督) 「前作のラストで海を渡った浦野が日本の中枢にサイバーテロを仕掛け、それを必死に防御する加賀谷。一作目から続く2人の『宿命の好敵手』関係も最終局面を迎えます。ヒロインには、クォン・ウンビさんを迎えて、撮影現場でも韓国語が飛び交い、フレッシュで国際色豊かな撮影現場でした。ウンビさんは、日本語での感情表現、ダイナミックな身体表現を見事に演じてくださいました。殺人鬼浦野が今作で、一体誰をどういった理由で殺すのか?乞うご期待です」 文/鈴木レイヤ