1キロ当たり最高価格1万8000円 伊勢茶の初市 三重・鈴鹿市
鈴鹿山麓で作られた伊勢茶=北勢茶センター(三重テレビ放送)
5月1日の八十八夜を前に4月26日、三重県鈴鹿市の北勢茶センターで初夏の風物詩である伊勢茶の初市が開かれました。 三重県は、静岡県と鹿児島県に次ぐ全国3位のお茶どころで、北勢地域では鈴鹿山麓のゆるやかな丘陵地を利用し、芳醇でコクのある茶葉が作られています。 26日は、四日市市や鈴鹿市などの茶農家6軒から、かぶせ茶や煎茶など15点が出品され、卸売業者らが手に取ったり試飲をしたりして茶葉の形や味などを確かめていました。 1キロ当たりの最高価格は1万8000円で、平均価格は3656円となりました。 北勢茶センターの前田順士所長は「この時期にしか味わえない。さわやかで新鮮な新茶を楽しんで」と話していました。