センバツ甲子園 熊本国府 「夢舞台で金メダルを」 お守り手に夢舞台へ 神村も出発 /鹿児島
第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する熊本国府(熊本市中央区)は12日、女子マネジャー3人が手作りした「金メダル」をモチーフにしたお守りを手に、JR熊本駅から甲子園に向けて出発した。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち お守りは、マネジャー3人が甲子園初出場ながら、最後まで勝ち上がってほしいと思いを込めた。モチーフは昨秋の九州地区大会後に考え始め、練習の補助の合間に作業。黄色い布をメダル型に縫い合わせ、金色のスパンコールを縫い付けて数字の「1」を表した。 同県合志市のグラウンドで11日にあった甲子園出発前最後の練習後、マネジャーから甲子園に向かう選手一人一人にお守りが贈られた。選手は早速バッグに付けていた。 可徳ひば利さん(2年)と中原愛美さん(同)からお守りを受け取った中嶋真人一塁手(同)は「めちゃくちゃうれしいです。力になります」と笑顔で話した。 ◇神村も出発 また、同じく選抜に出場する神村学園(鹿児島県いちき串木野市)も12日、甲子園への出発を開始した。【野呂賢治、梅山崇】