ドラマ『モンスター』に出演する中川翼、芸能界に入ったのは「人見知りを克服するため」
今期話題の秋ドラマに出演しているZ世代俳優。法廷を舞台にしたドラマ『モンスター』(月曜夜10時~フジテレビ系列にて放送中)に出演する中川翼(18才)もそのひとりだ。中川を撮り下ろし&インタビューした。 【写真】中川翼のクール&キュートなショット満載
ドラマ『モンスター』では謎めいたコンビニ店員
法廷を舞台にしたドラマ『モンスター』で、趣里演じる弁護士に協力する“謎のコンビニ店員”を演じるのが、中川翼。 「作品に入る前、毎日コンビニに通って店員さんを観察していました。脱力感というか、参考にしている店員さんの雰囲気が役に生きていると思います。 趣里さんとの共演、最初は緊張しましたが、好きな食べ物が『魚介』というところで意気投合。おいしいお寿司屋さんを紹介してくれるという話もあって、いまでは周りに『姉弟みたいだね』と言われています」 4才でモデルデビューし、その後子役として活動。現在18才にして芸歴は15年目を迎える。 「人見知りをする子供だったので、克服するためにと母が考え芸能界に入りました。14才で主演した映画『光を追いかけて』の作品で、役とともに成長する、そんな体験ができた気がして、本格的に俳優の道を進みたいと思うようになりました」
憧れは先輩の菅田将暉や趣里
目指すのは、事務所の先輩でもある菅田将暉や趣里のような全身で表現ができる俳優。さらに近い将来、やってみたい役がある。 「志尊淳さんに似ていると言っていただけることが多いので、兄弟役をやってみたいです!」
さらに魅力に迫るQ&A
Q.いま、いちばんハマっているものは? A.白米 「お米がなかなか手に入らない時期がありましたよね。そのときに『ぼくは白米が好きなんだ!』と、なくなってから気がつきました(笑い)」 Q.自分の性格を一言で表すと? A.正義感がありすぎる 「真面目すぎるんです。『モンスター』でいえば、ジェシーさんが演じる役に近いかもしれません」 Q.母の手料理でいちばん好きなのは? A.卵焼き 「家では出汁がひたひたのやわらかくてしょっぱい卵焼き、お弁当には固めで甘い卵焼きを入れてくれます」 ◆俳優・中川翼 2005年、神奈川県生まれ。映画『耳をすませば』では天沢聖司役を演じた。2025年ドラマ『水平線のうた』(NHK)への出演も決定している。 取材・文/安井桃子 スタイリング/小林美月 ヘアメイク/三河内靜香(AIR) ※女性セブン2024年11月21日号
【関連記事】
- 【私の憧れの人】日本初の女流落語家・露の都 男役トップスター・剣幸との出会いがくれた「突破口」、性別を超えれば「心」と「情」が伝わる
- 【私の憧れの人】ブロガー・紫苑さん 作家の幸田文さんに学んだ「身の丈に合った暮らし」の尊さ、珠玉の言葉は“福分“と“持ったが病”
- 【私の憧れの人】由美かおる、オードリー・ヘプバーンのように「心からやさしく美しくありたい」、人生の最後まで“社会貢献”を
- 【私の憧れの人】俳優・筒井真理子 戦地を「言葉」で切り拓いた緒方貞子さんのように、最期の瞬間まで生ききりたい
- 【私の憧れの人】劇作家・演出家・俳優の渡辺えり 18才から追いかけ続けた唐十郎さんの「偉ぶらない礼儀正しさ」に救われた