住宅用火災警報器の取り替え促進へドラマ仕立ての動画 佐伯市の直川地域コミュニティ協議会が制作、ご当地ヒーロー出演
住宅用火災警報器の点検や取り換えを促そうと、大分県佐伯市直川の直川地域コミュニティ協議会(芦刈紀生会長)が啓発動画の制作に取り組んでいる。昨年度のバス利用に続く第2弾で「ドラマ仕立てで分かりやすく伝えよう」というもの。 地域の困り事を掘り起こす中、住宅用火災警報器の点検、取り換えに対する意識がまだ低いことが課題として浮かんだ。設置から交換の目安となる10年を経過している家庭もあるという。同協議会は点検大作戦などを進めるとともに、さらに理解を深めてもらおうと、動画制作を企画した。 火災予防がテーマということで、今回はご当地ヒーロー「消防戦隊キコレンジャー」が出演。10月上旬、同所赤木中道の直川中道地区集会所で撮影があった。設置時期の確認の仕方や10年ごとの交換、また自力で点検、交換ができない世帯に向けた直川地域協力隊への依頼方法(有償)など、地元関係者と一緒に収録した。 動画はナレーション、テロップなどを加えて15分程度にまとめる予定。同協議会は「公式ユーチューブチャンネルや各部会の活動などを通して見てもらい、意識の高揚につなげられれば」と期待した。