鍋ケ滝、幻想的に輝く 恒例のライトアップ、8日まで 熊本県小国町
熊本県小国町黒渕の観光名所、鍋ケ滝公園で4日夜、春恒例のイベント「水と光のファンタジー」が始まった。8日まで、毎日午後5時~9時(最終日は8時半)の間、滝をライトアップする。 地域おこし団体「黒渕387(みはな)会」が、コロナ禍の中断を経て昨年再開。高さ10メートル、幅20メートルの滝を、赤や緑、黄色などのライトで照らし、幻想的な雰囲気を醸し出している。 公園は3カ月の改修工事を終えて1日に開園したばかり。滝の裏側も歩ける人気スポットとあって、初日から大勢の観光客が来場した。親子3人で初めて訪れた台湾積体電路製造(TSMC)熊本工場勤務の男性=菊陽町=は「とてもきれい。台湾にはこんな美しい景色はありません」と喜んでいた。 ライトアップの時間帯は予約不要。入園料は小中高校生100円、大人300円。6日は小国高生による演出「色のバリアフリー」がある。(花木弘)