花咲徳栄が初戦敗退、プロ注・石塚は先制点演出も「焦りが生まれた」【24年・夏甲子園】
<第106回全国高校野球選手権大会:新潟産大附2ー1花咲徳栄>◇9日◇1回戦◇甲子園 【トーナメント表】甲子園大会 2日目までの結果一覧 大会の優勝候補にも挙がっていた花咲徳栄(埼玉)が、初戦で敗れ甲子園を去った。前回出場の2019年に続き、2大会連続で初戦敗退となった。 2回にプロ注目の石塚 裕惺内野手(3年)が安打で出塁。盗塁、外野フライで三塁へ進むと、犠飛でホームイン。貴重な先制点をつかんだ。 しかし、その後は追加点を奪えず、7回に勝ち越された。反撃も実らず、埼玉県で秋春夏と無敵を誇ったチームが、甲子園夏初戦で敗れてしまった。 石塚は「自分たちはずっと9人で試合をしてきて、埼玉では3連覇してきた。今日は9人で終わり、投げたい投手もいて、試合に出たい野手もいて、試合に出場できずに終わってしまったことが悔しいです。リードされてから焦りが生まれてしまった」と下を向いた。 大会屈指の右腕、先発した上原 堆我投手(3年)は9回を完投。152球を投げ11安打されながらも2失点にまとめたが、勝利をつかむことはできなかった。