「これから農作業の時期なのに」農業用水の側溝をふさぐ鉄製の蓋「縞鋼板」盗難相次ぐ 静岡県東部でも
静岡放送
またも鉄板の盗難です。4月に入り、静岡県小山町と裾野市で側溝をふさぐ鉄製のふたが相次いで盗まれていたことがわかりました。 【写真を見る】「これから農作業の時期なのに」農業用水の側溝をふさぐ鉄製の蓋「縞鋼板」盗難相次ぐ 静岡県東部でも 静岡県東部農林事務所によりますと、盗難の被害にあったのは、農業用水が流れる側溝をふさぐ「縞鋼板」です。小山町では4月10日までに中日向と用沢で合わせて24枚が、裾野市深良では13日から4月16日までに合わせて17枚が盗まれているのが見つかりました。 <静岡県東部農林事務所農地整備課 清育朗課長> Q.重さはどのくらい? 「1枚、2分割になっているんですけれども1枚当たり40キロから50キロぐらいになると思います」 被害総額は約240万円におよぶということです。 <深良大洞川土地改良区 大庭満治理事長> 「これから農作業が始まる大事な時期なので、危険が無ければいいなと思っています」 静岡県内では2024年1月、伊豆の国市でも農園の側溝に設置された縞鋼板の盗難が相次いで見つかっています。県の農林事務所では同様の被害がないか点検を進めていて、市町などに対して注意するよう呼び掛けています。
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